Mr.Junichi Murakami writes
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vol.12.ギターは木?

vol.11.GIBSON SG PART 2


Back Nomber-2
vol.10.GIBSON SG Part 1
vol.9.アーチトップ・ギター
vol.8.ハコモノ・ギター
vol.7.BIARRE GUITARS(ビザールギターズ)

vol.6.ギブソン・アコギ

Back Nomber-1
vol.5.ギターメンテナンス・3
vol.4.ギターメンテナンス・2
vol.3.ギターメンテナンス・1
vol.2.アコースティック・ギターって何?
vol.1.ベストチョイスで気分良く弾こう!


vol.12.ギターは木?
 
ギターには色々な種類の木材が使用されています。 アルダー、アッシュ、マホガニー、メイプルなど・・・
例えば、フェンダータイプのギターならボディ材は アルダーかアッシュ、ネック材にはメイプルが 一般的です。最近ではボディ材にバスウッドを使う 事も多いようですが、これはもともとコストを 押さえるために、アルダーに近い材で安価なために 始まったものです。
良質なバスウッド材も多くなって いるので、今ではバスウッドは安いギター用の 木材というイメージは無くなりつつあります。 ギブソンタイプであれば、マホガニーのボディとネック、 ローズウッドの指板が多いようです。
これらは、代表的なギターメーカーが永く使ってきた 木材であり、それにより各サウンドキャラクターが 一般的なイメージとして認知されたことによります。
各木材には個性があり、例えばマホガニーであれば 比較的柔らかく、加工のしやすくて、サウンドも 抑え目なウォームなトーンになります。 対してアッシュやメイプルは強度が高く、硬めな材 なので、サウンドもトレブリーになります。
フェンダーとギブソンの代表的なサウンドがそのまま 木材から表れていて、興味深いところですね。 アコーステックギターの場合、やはり硬めな スプルース材をトップに、サイドとバックにローズウッド、 マホガニーでバリエーションを出す、といった感じでしょうか。 トップにスプルース材を使うのは、強度的にも、音をはっきり と前に出すにも大変有効で、ほとんどのアコギが使っています。
簡単に言えば、硬い材は硬い音、柔らかい材は柔らかい音 って事になります。最近では環境面 や地球保護の問題から 木材を使う事に色々と言われていますが、スタインバーガーや パーカーなどのギター(合成樹脂や新素材)はまだ一般的 とは言えません。
それどころか、今現在入手困難なブラジリアン ローズウッド(ハカランダ)を使った楽器が人気を集め 大変高価になっています。 やはり、伝統的なギターの良い音と言うのは簡単には 変わらないのでしょうね。
楽器(バイオリンやピアノも木!)を弾く人は反エコロジーだっ! と言われても、こればっかりは・・・ そのうち、ギターも木製じゃない物が一般的になる時代が 来るのでしょうか・・・・?

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vol.11.GIBSON SG PART 2

1964 SG Special CH
今回も前回に引き続き、SGのお話です。
そもそもSGを語る上で忘れてはならない存在が レスポールです。人気ギタリストであったレスポール さんがギブソン社と共同で開発したギターが レスポールモデルで、1952年に発表されています。
そもそもSGを語る上で忘れてはならない存在が レスポールです。人気ギタリストであったレスポール さんがギブソン社と共同で開発したギターが レスポールモデルで、1952年に発表されています。 このモデルは今でこそエレクトリックギターの 王様で、ビンテージ物の中では数も少なく、大変高価な存在ですが、発売当時は重い・ハイポジション が弾きづらいなどの声もありました。 確かにフェンダーのストラトやテレキャスの50年代の物はとても軽くて扱いやすい物が多いのです。
また、ボディーの構造もメイプルとマホガニーを 張り合わせ、アーチトップに仕上げるといった、大変 手のかかるものでした。生産コストは価格に反映され セールス面では今一歩な状況でした。 そこでギブソンがそれまでのレスポールの不評な点を改良し、ニュー・レスポール・モデルとして 1961年に発売したのが今のSGです。 当時はまだレスポールの新モデルでしたから、 ピックガードにレスポールのモデル名が入っていました。 ギブソン社とレスポールさんの契約が終わり、 レスポールというネーミングが使えなくなる1963年より、モデル名をSGに変更します。ですから、1961年より1963年あたりまでのSGを 今では、レスポール・SGなどと呼んだりします。
ちょいとややこしいんですが・・・レスポールにはカスタム、スタンダード、スペシャル、 ジュニアとモデルのバリエーションがあり、それら全てがダブルカッタウェイのSGシェイプに変更されました。なので、レスポール型のレスポール・モデル?は1960年をもって消えることになります。
その後、復刻を望む声が高まり、1968年に再生産が 始まり、レスポールとSGは初めて同時にラインナップ される事となります。 70年代以降は基本的なマテリアルは変えずに 色々なタイプのSGが発売され、今に至っています。 ダブルネックやベースもあり、ギブソンのエレクトリック ギターの中で、一番バリエーションが豊富なモデル ではないでしょうか?
近年、レスポールの復刻モデルブームで、やや 影が薄い感もあったSGですが、根強いファンも多く、 ビンテージ物の高騰はまだまだ続きそうです。

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Writer's Profile

村上淳一
Junichi MURAKAMI

1966,5,22生 B型
宮崎県生まれ
大手楽器店を経て、現在ビンテージギター専門店ボーダーラインの店長を務める。
アーチストのサポートギターリストとしても 活動中。
また、自身のバンド、フィリップスではCDを2枚リリース。
マウンテンブック&ラッキージョージ での活動がメイン。
こちらも近々CDリリース 予定。


このページを書かせてもらう事に なりました。村上と申します。私は長年ギターショップにて販売・リペア を手がけておりますので、このコーナーにて楽器(ギター)についての あれこれを書いてみたいと思います。今後とも宜しくです。 

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